「精神安定剤」という言葉の功罪 (3)
精神科・心療内科領域では、インフォームド・コンセントが時に非常にいい加減に行われている現状があり、「安定剤」という用語はそれにひと役買っているように僕には思われます。
内科を受診したときに、内科を受診する患者さんは多かれ少なかれ身体が不安定になっているので、それを改善するための薬はすべからく「身体安定剤」である、という説明を受け入れる方はいないはずです。
なぜか、精神科ではそれがまかり通ることが少なくありません。
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百歩譲って、向精神薬の総称として「安定剤」を用いたとしても、その後に個々の薬の作用と副作用、処方理由や標的症状についての説明が続くのであれば問題はありません。
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