双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (13)
奇しくもこの主治医自身が言っている通り,双極性障害(躁鬱病,躁うつ病)と境界性人格障害(ボーダーライン・パーソナリティ・ディスオーダー)の鑑別はしばしば困難で,横断像だけからでは判断できないことも少なくありません。
そして適切な治療がなされずに慢性化してしまった双極性障害の病像は,多くの場合で人格障害のように見えてしまいます。
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たなか氏の場合も,10代後半で発症した双極性障害としても説明がつきそうな気もするのですが……。