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PTSDの女性患者殴る 国と医師に賠償命令

ちょっとびっくりな事件が報じられていました。
毎日新聞11月8日の記事です。

国立精神・神経センター国府台病院(千葉県市川市)で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を治療中、男性医師に殴られたとして、女性患者が医師と国に約890万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は8日、医師と国に計約150万円の支払いを命じた。
>>>続き:毎日新聞の当該記事へ

まあ,実際にどういうやりとりがあったのかはわかりませんが,診断がどう転んでも「正当な行為」にはなりえませんよね。
これが国立精神・神経センターという,日本最先端と言ってもよい施設で起こった事件であると言うのも驚きです。
ただ,それだけに,かなり大変な患者さんなんだろうなーと推測され,同業者としてこの医師に同情したくなる気持ちがあることは否定できません。

金吉晴医師って,記事にも書かれている通り,業界ではけっこうな有名人なんですけどね。
金吉晴 論文集


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コメント (1)

トラバありがとうございました。それなりの有名な先生とのこと、不思議です。それなりの事情はあったんじゃないかと思いますが、やはり法的には「やばい」と思います。治療構造が国立のセンターでも十分ではないのですかね。難しいんですなあ。

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2006年11月09日 07:57に投稿されたエントリーのページです。

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