新規抗うつ薬ミルタザピン(レメロン/リフレックス)②
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ミルタザピン(商品名:レメロン錠(シェリング・プラウ株式会社)/リフレックス錠(明治製菓株式会社)登場に伴ってノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA:Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant)という新しいカテゴリーが登場したことにも、同様の背景があります。
現在でこそSSRIとSNRIが抗うつ薬市場を席巻していますが、これらの薬が登場するまでは、三環系抗うつ薬と四環系抗うつ薬が、うつ病の薬物療法の主流を占めていました。
この、「三環系」、「四環系」もカテゴリーの名前ですが、SSRIやSNRI、NaSSAとは異なり、そこに属する抗うつ薬の作用機序ではなく、それらの特徴的な化学構造を表しています。
このため、同じ三環系に属する抗うつ薬であっても、例えばクロミプラミン(アナフラニール)のように主にセロトニン再取り込み阻害作用がその作用機序と目されているものもあれば、イミプラミン(トリプタノール)のように、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みをバランス良く阻害するものもある、といった具合で、「三環系」というカテゴリーの中に薬理学的プロフィールが異なる薬物が押し込められています。
ミルタザピン(商品名:レメロン錠(シェリング・プラウ株式会社)/リフレックス錠(明治製菓株式会社)登場に伴ってノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA:Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant)という新しいカテゴリーが登場したことにも、同様の背景があります。
現在でこそSSRIとSNRIが抗うつ薬市場を席巻していますが、これらの薬が登場するまでは、三環系抗うつ薬と四環系抗うつ薬が、うつ病の薬物療法の主流を占めていました。
この、「三環系」、「四環系」もカテゴリーの名前ですが、SSRIやSNRI、NaSSAとは異なり、そこに属する抗うつ薬の作用機序ではなく、それらの特徴的な化学構造を表しています。
このため、同じ三環系に属する抗うつ薬であっても、例えばクロミプラミン(アナフラニール)のように主にセロトニン再取り込み阻害作用がその作用機序と目されているものもあれば、イミプラミン(トリプタノール)のように、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みをバランス良く阻害するものもある、といった具合で、「三環系」というカテゴリーの中に薬理学的プロフィールが異なる薬物が押し込められています。