双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて― (1)
応援クリックよろしくお願いします→メンタルヘルスブログランキング 現在205位↓↓
私の悪い癖ですが,現在進行中の「睡眠薬と安定剤の正しい止め方」が完結しないうちにまた別のシリーズを開始することにしました。
理由は,二重の意味で,私が記事を寄稿しているメールマガジン「メンタルクリニック.mail」です。
ひとつめの理由は,メルマガの水曜版で本ブログにタマゴ丼さんからいただいたご質問に回答しているうちに,「睡眠薬と安定剤の正しい止め方」で示すべき最終結論がより明確になってきたことです。
どうやら,この件についてはメルマガを先行させた方が良い結果が得られそうだと思えてきました。
ふたつめの理由は,メルマガを通じて知り合ったある精神科医とこの話題で盛り上がり,彼がこのテーマ――双極性障害(躁うつ病)の診断と治療でブログに記事を書くことを強く勧めてくれたからです。
やや話が複雑になりますが,正確を期するならば,彼――S医師としましょう――とはメルマガを通じて知り合ったわけではありません。
私は以前に,別のところでやはり精神医学をテーマにしたブログを個人で運営していました。
S医師はそのブログのある記事を読み,関心をもってくれて,以来しばらくの間はメールのやりとりなどをしていたことがあるのです。学会で実際に会ったことも2度ほどあります。